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誤診の論点

論点は以下の様に考えています。(良く有る症状で、文献を見ての勝手な憶測です)

●[京都中部医療総合センター(南丹市)、緊急医は耳鼻咽喉科]
 眼診や直後のCTだけでは末梢性か中枢性かの診断不可能なめまいは存在する。めまい症の中で2%弱、ひどいめまいの場合は10%程度あり死亡例も出ています。(多くの文献に出ています、別紙参照)。これを防止するのはしっかりした問診(倒れた時の状況、めまいの状態)とMRI(出来れば発症2時間後)しか有りません。これをしないで見逃して良いのか。
 耳鼻咽喉科と脳神経外科のめまい診断の第一義的な仕事は耳か脳卒中かを診断する事、問診をしっかりしないで間違えて良いのか。

●[多田クリニック、(茨木市)脳神経外科、玄関に大きくめまいの診療表示]
 何度もめまい、フワフワ感で通院しているにも拘わらず簡略な診察だった。3月6日にすぐに国立循環器病研究センターなどで再受診するように指示していれば防止できた可能性が高い。
 何度も受診しめまいで動脈硬化も有ったのになぜ小脳梗塞を疑わなかったのか、専門である脳神経外科医が見逃して良いのか。
 めまいと看板に書いてある神経外科が見逃したら患者はどこへ行けばいい?。
●(医師の感度
 もしAI(人工知能)が完成しており正確に症状を入力して診断していたら。 たとえば初期のころはTIA(小脳疾患)の可能性1.5%、TIAが進行した時点では数10%、脳梗塞が発症し救急搬送の後は10〜50%と言った数字が出ていたと考える。
 体のバランスの部分を司る小脳下部の疾患によるめまいは、診療で患者のめまいに対する表現の理解が大切である。しかしカルテを見ると『めまい』で簡略表見しているかも知れません、問診で『ふらふら』、『右側に倒れる』、『物が二重に見える』、『体は動かせるのに伝ってしか歩けない』の事を上手く問診する事が必要です。これらの症状は末梢性(耳)では見られず中枢性(小脳)に見られると記載も有ります。これらの事が出来ないと上記の2%弱や10%人を助ける為にはすべての人のMRI検査が必要です。(TIAは画像診断では難しく、脳梗塞は発症後しばらくしてからの方が確認し易い、今回は検査されていないが。)
 この病気から生き残っている人からどんなめまいであったか快復後にしっかり聞き取っていれば、所見が多く出されていたはずと思いますが。今回の医師たちはなぜか関心が少ない。
 倒れた場所にいた医者は脳梗塞の可能性を指摘していたのに、救急搬送 → 救急病院の過程で耳(末梢神経)の疾患とされた。

●(後遺症
小脳が欠損し酩酊歩行が残っています。

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