本文へスキップ

脳梗塞の誤診(耳の病気との誤診)

脳梗塞の誤診(末梢性めまい症と誤診)

(初日)2018/3/10、(土曜日,11:00)
●患者は大学卒業式の参観で倒れる。
自分で移動不可、卒業式出席の大学関係の医者が脳梗塞の疑いがあると考えスタッフに救急の手配を指示、京都中部医療総合センターへ搬送。その後CT撮影。
●約1時間後に救急医師1(耳鼻咽喉科)は眼振とCTにより抹消性めまい症と診断した
動けず、数時間後、動けず末梢性めまい症診断で入院、数日間にわたり二重に見え目が開けていられない。点滴をしてもめまいは改善せず、嘔吐続く。

(2日後)2018/3/12、(月曜日、夕刻)
●医師2の医師の診断でMRI撮りますかと聞かれ、お願いする。

(3日後)2018/3/13、(火曜日,11:00)
●MRI撮影したところ小脳梗塞の画像、発症直後の脳梗塞ではなく3月10日以前に発症したと推定。
●脳梗塞の治療が始まる。
脳浮腫で脳幹部が圧迫されており、進行した場合は救急搬送し外科手術の可能性があると説明を受けた。検査の結果、小脳の右PICA領域の壊死、アテローム血栓性脳梗塞と判った。初期治療は手遅れ。

●約20日後運よく自立歩行が可能となり退院